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05緋袴(ひのはかま): 2008年8月アーカイブ

緋袴(ひのはかま)とは

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 緋(ひのはかま)とは、平安時代の女性の十二単衣(じゅうにひとえ)の装いにみられ、小袖(こそで)の上から着けられた深紅色など赤系統の色をした袴のことで、紅袴(くれないのはかま)とも呼ばれています。普通の袴の寸法と異なって非常に長く、丈は四尺(約152㌢)裾口の幅は三尺二寸(約122㌢)もあり、右脇でひもを結んで用いました。緋袴も、大学の卒業式で女学生がはくレンタルの袴とは行灯袴という点では共通していますが、全く別物の袴です。

 緋袴は、平安時代に女官が用いていた打袴・張袴を原形とする捻襠袴が本式であり、袴本体を胸高まで上げた後に紐を前後の腰を廻らせて右脇に片鉤で結び垂らすものでした。しかし、明治時代になると女学生用の袴として襠がなく、より着脱し易い女袴とも呼ばれている行灯袴が考案され、好評を受けて後に行灯型の緋袴も作られることとなりました。

 また、緋袴は、平安時代には幼女、江戸時代には未婚の成人女性には紅ではなく濃色の紫色の袴が用いられ、現在も宮中の装束や一部の神社の巫女装束にその名残が残っています。

 現在の緋袴は、行灯袴が主流で、今日でも巫女装束として使用されています。巫女の装束は、白衣の単衣の着物に緋袴です。単位の造りは浴衣によく似ていますが、袖の付け根が閉じてないので袖の中に物を携帯することが難しくなっています。巫女になるには、外見的なことを言うと、基本的にノーアクセリー、黒髪、ネイルもだめです。

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