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日本古来からの服装である(はかま)には、長い歴史の変遷の中で作られた様々な種類があります。男袴といわれている馬乗袴、女袴といわれている卒業式用の行灯袴、狂言などの仕舞袴、日舞などの舞袴、神職用の差袴・捻襠袴・緋袴・巫女袴、ポルトガル語が語源の軽衫袴、武道用の袴、さらには、遠山の金さんで有名な長袴まで様々です。

また、袴の着こなし方も、馬乗袴などの男袴は腰でとめるのに対して、大学などの卒業式用にレンタルする女袴の行灯袴は胸の下でとめます。このように、一口に袴と言っても、その種類や着こなし方には大きな違いがあります。

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裁付袴(たっつけはかま) とは

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 裁付(たっつけはかま) とは山袴(やまばかま)の一種です。裁付袴は、馬乗袴に近い形の袴で、裾部分に紐がついてぴったりとすねにフィットさせてある形の袴です。野袴、軽衫と違って背板があるのが特徴で、裾の紐なしでスリムなシルエットになっている裁付袴もあります。

 この裁付袴は、元々、地方武士の狩猟用衣服であったのが、運動性能に優れて具足を付けやすかったこともあって軍装としても使用されました。裁付袴は、織田信長の馬揃えにも用いられたことはよく知られています。

 裁付袴は、江戸時代に入ると武士が旅に出る時に着用していました。享保(1716~1736)の頃には、庶民の袴として労働着として使用されて民間でも流行していました。文化・文政(1804~1830)の頃には、特殊な職業以外では使われなくなりましたが、幕末には再び武士の服装として使用されます。タッツケという名前は山袴の名称としても使われ、裾が脚絆状に成っていない物でもタッツケの名前で呼ばれる物もあり、裾が脚絆状に成っていても別の名前で呼ばれているもあります。

 裁付袴は、「道中袴」、「山袴」、「黄門袴」、「庄屋袴」など地方によっていろいろな呼び方があります。現在においては相撲の呼び出しが着用しています。裁付袴は、卒業式に女子学生がレンタルしてはく袴とは全くの別物です。

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このページは、jyouhouが2008年8月15日 18:31に書いたブログ記事です。

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