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日本古来からの服装である(はかま)には、長い歴史の変遷の中で作られた様々な種類があります。男袴といわれている馬乗袴、女袴といわれている卒業式用の行灯袴、狂言などの仕舞袴、日舞などの舞袴、神職用の差袴・捻襠袴・緋袴・巫女袴、ポルトガル語が語源の軽衫袴、武道用の袴、さらには、遠山の金さんで有名な長袴まで様々です。

また、袴の着こなし方も、馬乗袴などの男袴は腰でとめるのに対して、大学などの卒業式用にレンタルする女袴の行灯袴は胸の下でとめます。このように、一口に袴と言っても、その種類や着こなし方には大きな違いがあります。

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七五三と着袴の儀

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 日本においては11月に七五三のお宮参りをする風習があります。この七五三の歴史は古いのですが、現在においても子供の健やかな成長を祈る行事としてすっかり定着しています。現在は15日を式日としていますが、これは室町時代において武家の間で定まった日取りです。

 現在の七五三の元になった行事は、平安時代の公家社会にありました。その起源は一つではなく、「髪置き」・「深曽木」・「着」・「帯解き」といった行事が合わさって、現在の行事につながったと考えられています。

 着袴とは子供が初めて袴を着ける儀式で、「ちゃっこ」と読みます。公家の家々では平安時代の中頃には既にに行われていたようです。袴を着る子供の年齢は3歳から8歳と一定しなかったのですが、後には5歳から7歳ごろになっていきました。
 着袴の儀式の席では、介添えのものが子どもの前に袴を捌いて置き、親が子どもを支えて両足を一度に袴の中に踏み込ませ、袴の腰を結んでやります。さらに二人の大人が装束を着付けてやるのです。男児には父親、女児には母親が中心となって袴の装束を着付けてやるのが普通でした。

 こうした平安時代の上流階級の服装では、男女ともに袴を着けないことは考えられません。七五三の源ともいえる「着袴の儀」は、「幼児から少年・少女へ」という人生の初めの節目を象徴的に表すものでした。

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このページは、jyouhouが2008年8月20日 13:56に書いたブログ記事です。

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